ちぃーっs…ごっほん!ごきげんよう。私、と申しますわ。私…嗚呼、面倒臭い。心の中くらい普通に喋って良いか。ちーっす。っす。…え?知ってる?別に、良いじゃんか。まぁ、最初の文で分かる通り、あたしは一応俗に言うお嬢様ってヤツ。あたし自身は全然お嬢様タイプじゃないけど生まれてきてしまったもんはしょうがない。…というか、あたしは誰に喋っているんだ?まあいいか。とりあえず、聞いてくれ。あたしの悩みを。 完結に言うとあたしの悩みの種は執事の「ーーーッ今日も可愛いですね」…コイツ、ナッポー六道君だ。…あれ?六道ナッポー君だっけ?まぁ、どっちでもいいんだけど(よくないですよ! BY骸)、とりあえず、コイツがあたしを10円ハゲができてしまうじゃないかと思うくらい悩ませている執事だ。あ、いや、他にも悩ませるような執事なんて何人もいるんだよ?(群れたくない執事とかダイナマイトで屋敷を壊す執事とか)なんだけど、コイツはずば抜けてウザい。会うたびに「!聞いてますか!?」…うるせぇな。とりあえず、いつもこんな感じなのだ。(あ、廊下の端っこでいじけ始めた) 「ちょっと通行の邪魔になるから、こんなところで泣かないでよ」 「違うでしょう!そこは、「あたしが誤るから泣かないで…骸には笑顔が一番だよ」とか言うところでしょう!」 「誰が言うか!南国果実!どんだけクサイ…というかあたしが男役みたいじゃん!」 「恋する男は皆乙女なんですよ!」 「意味わかんないから。つか、そんな事言ったら恭弥も恋したら乙女になるみたいじゃん。キモいよ。」 「酷いですね!出会ったばかりの頃のあの「よろしくお願いします(にこ)」のあなたは何処に行ったんですか!?」 「ここ」 「はぁ…まぁ、」 「?」 骸は一置きしてから、あたしの手をもち、ちゅっとリップ音を立ててキスした。…って待てコラ貴様。「何してるんだよ。」って言おうとしたんだけど、骸の声に遮られた。「そんなあなたを愛している僕も僕ですがね」と言う声に。ちょっと待て。今なんて言った。聞き間違えか?…この熱くなる顔もあたしの勘違いだよな? それ、契約違反! (あたしを愛せと言う契約をした記憶はない! )(照れないで下さい)(煩い!) 執事と言ったら骸くんだろ!…なんて意味分からない意気込みを入れて書かせていただきました。 骸と恭さんががごっさ可哀想なんですけど(骸と恭さんファンの方スイマセン!)、[Project Butler]様に提出です。 |